「ラムフォリンクス」途中絵その1

今日から新作描くよぉーっ!

 

さて、今回はメジャー種です。皆さんよくご存知のラムフォリンクスっ!あ、知りませんか、あーそーですか、あーはいはい。以前は、ラムフォリンクスは「ラムフォリンクス」と表記されてましたよね?だから知らんがな。

 

今はグーグルで検索すると「ラムフォリンクス」より「ランフォリンクス」と表記するほうがメジャーのようです。

 

いや、あかんやろ。

 

学名ですから。rhamphorhynchusは「ラン」じゃなくて「ラム」でしょうよ。

英語圏の方々はついついラテン語を英語読みしてしまって、それに引きづられて日本語表記もちょっとおかしくなってるんかな?英語圏の人はプテラノドン(pteranodon)の頭のpを無声音に勝手にしちゃって「テラノドン」って呼ぶそうですよ。あかんがな。

 

言語が新しくなって行くことに目くじら立ててるんじゃありません。我々は日常を万葉語で過ごしているわけじゃないんですから、言語は日々新しくなって当然です。「ら抜き言葉」とかぜんぜん平気。「ぜんぜん平気」もぜんぜん平気。関西ではもともと「ら抜き」でしゃべってますから「食べられません」とか逆にまどろっこしく感じます個人的に。

 

でも、学名はもともと「同じ生物に対して国や地域によっていろんな呼び方があると生物学的にきちんとした話する時に困るよね?」って発想から「全世界で共通の呼び方決めましょうよ」となった経緯があります。その学名をいろんな読み方してたら本末転倒じゃんかすか。でも、そうすっとティラノサウルスも「ティランノサウルス」なんだけどね(小声)。