「キュクノランフス」途中絵その6

ほんで、「動きのある絵」の話の続きですが、たくさんの線を引いてその中から自分がこれだと思う線を残していく過程って、絵とか彫刻とか彫金とかも何でも創作活動なら、同じ行程を辿ることが多いんじゃないかな。

 

確かに一発で狙った線描ける人もいますけど・・・。

うちの奥さんは素焼きの磁器に筆で絵付けをしたりします。失敗しても消せないことは無いけど消す時って器自体を削るので、ほぼ一発勝負と思ったほうが良いそうです。

 

なので、うちの奥さんには「何度も擦った線を描くんじゃなくて、一発で狙った線を描く練習をしたほうが良い」と言われますが、いやいやいやちょっと無理。

 

イラストレーターの寺田克也さんも「下絵の何本もある線から結局自分で線選んで残すんだから、最初から正解の線は頭の中にあるはず。だから、一発描きは練習すれば出来る」みたいなことを言ってはりました。いやいやいや、ちょっと無理。