「ニクトサウルス」途中絵その3

そして、そのニクトサウルス、一般の方はでかいトサカに驚いてそれで驚き終わりかもしれませんが、翼竜マニアの私としましてはもう一つとんでもなくびっくりする特徴を持っています!

 

なんと!ニクトサウルスの前肢には親指、人差し指、中指が退化して、無くなっているのですっ!どひゃーっ!

 

あれ・・・?驚かんの?

 

いや、あれよ、普通の翼竜の翼には小さな指が三本生えてますやん?あれが無いのよ?

いや、あれってね、陸上ではあの指で四足歩行してますんや。それが無いのよ?

ちゅーことは四足歩行してませんやんっ!二足歩行ですやんっ!それって、もう鳥ですやんっ!

 

確かにニクトサウルスは翼竜の中でも1・2位を争う高アスペクト比。アスペクト比ってのは翼の縦横比の意味で、数字が大きいほど滑空に適した高能率翼になります。鳥人間大会の人力飛行機はすごく翼が細くて長いでしょ?あれが高アスペクト比です。

 

ちゅーことは、ニクトサウルスは海沿いの崖の上とかに住んでて、がんがん滑空しては魚食べて、陸上ではヨチヨチ二足歩行だったんじゃなかろうか。

それって何てアホウドリ?